妊娠中は大豆製品に気を付ける

2006年に、食品安全委員会は、大豆イソフラボンを含む特定保健用食品を大量に摂取することで、妊娠中の女性の身体に影響がある恐れがあることを発表しました。通常は身体に良い食品として紹介されることが多いことから、積極的に食事に取り入れることが推奨される大豆製品ですが、妊娠中の女性が大量に摂取すると、ホルモンバランスを崩しやすくなる恐れがあるということです。2002年の国民栄養調査などによると、大豆イソフラボンを安全に摂取するための上限量は、1日辺り70~75mgとされています。しかし、2006年に発表されたときには、通常の食事に追加摂取する場合は、30mg以内にすることが安全だとされました。さらに、妊娠中の女性やその可能性がある場合は、追加摂取は避けるべきだと判断されたのです。そのもととなっているのは、妊娠動物を用いて高濃度の大豆イソフラボンを投与した結果、胎児の生殖機能に問題を生じたことからでした。胎児は栄養の摂取を自分でコントロールできる訳ではないため、妊婦が気を付ける必要があります。また、これは通常の食事における大豆製品の摂取に問題があるわけではなく、あくまでも特定保健用食品を追加で摂取する場合に限ります。

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